Skinerrian's blog

論理学・哲学・科学史・社会学などに興味があるので、その方面のことを書きます。更新は不定期。

心理学

確証バイアス

ウェイソンの選択課題とか確証バイアスについて、少しばかり調べものをした。ウェイソンの選択課題については http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/jspui/bitstream/2237/4006/1/KJ00000137551.pdf のサーベイが(割と専門的なので理解が及ばなかったところもあっ…

バーナム効果

ドラマ 「ビッグバンセオリー」から。星占いの好きなペニーに対して、シェルドンが冷や水をぶっかけるシーン。 Sheldon: For the record, that psychotic rant was a concise summation of the research of Bertram Forer, who in 1948 proved conclusively …

偽記憶

記憶研究で有名なロフタスの著書を読んでみた。 抑圧された記憶の神話―偽りの性的虐待の記憶をめぐって 作者: E.F.ロフタス,K.ケッチャム,仲真紀子 出版社/メーカー: 誠信書房 発売日: 2000/06 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 13回 この商品を含むブ…

精神病者の推論

ボリス・カーロフが人造人間を演じていることで有名な『フランケンシュタイン』の映画って、原作の小説とはほとんど別物だということを最近になって知った。原作だと、人造人間はちゃんと頭の働いている怪物だけど、映画だと池沼って感じだし…。 youtu.be こ…

アイゼンク『フロイト帝国の衰退と没落』

大澤真幸は、フロイトやマルクスのテキストを実証主義的に読もうとすると、退屈極まりないアウトプットしか出てこないのに対して、むしろ彼らのテキストを聖典であるかのように教条主義的に読むことで生産的なアウトプットが出てきた、という「逆説」につい…

解明された意識

この連休は、デネットの『解明される意識』を適当に飛ばし読みしたりしてたのだが、心理学の話題に関して少し疑問に思ったことがある。メモしておく。 デイヴィド・ヒューベルとトーステイン・ウィーゼルが1981年にそれによってノーベル賞をもらった視覚に関…

探偵フロイト

フロイトがシャーロック・ホームズのファンで、精神科医としての自分をいわば心の探偵だと考えていた、という話を聞いたことがある。このお話の典拠を知りたいなぁと前から思っていたのだが、昨日の日記で紹介した大澤『量子の社会哲学』によると、「狼男」…

視覚野

視覚野って、用語がなんとなく小難しいのでSFっぽさを演出するのにいいのかもしれません。最近ちょっと再プレイしてみた『ゼノサーガ エピソードI』には、次のようなやり取りがありました*1。 シオン:アレン君、視覚野の接続状態が悪いみたいなんだけど― ア…