英文読解のスキルがなかなか向上しないので、基本に立ち戻るつもりで久しぶりに参考書を手に取ってみた。いい感じの本を二冊ほど紹介してみる。
一つめ。
「英語自慢の鼻をへし折る」という帯文をつけるだけあって、さっと訳しづらいいやらしい例文がたくさん載ってる。いや、別に私は別に英語自慢でも何でもないのだけど、amazonのレビューを見ると結構英語が得意な人でも結構間違うみたいなので少し安心する。
二つ目。
大学入試用の問題集なので、ご存じの人も多いかも。私はあまり記憶にないのだけど、高校生の頃に手に取った気がしなくもない。でも、当時の英語力では歯ごたえがありすぎてまともに取り組めなかったのではないかな。たぶん私だけの問題ではなく、高校生には敷居の高い本だと思う。取り上げられているのは、バートランド・ラッセルのエッセイ(『怠惰への讃歌』など)を筆頭に古典的な作家の文章ばかり。古めかしかったり、お説教めいているものも多いが全体的に味わい深いので、その辺を楽しむ心の余裕が必要。