Skinerrian's blog

論理学・哲学・科学史・社会学などに興味があるので、その方面のことを書きます。更新は不定期。

eufonius, "metafysik"

事柄の性格を記述するやり方には多くのものがある。直截な言い方もあればもって回った言い方もある。「豪快」と言うと威勢がよいが「大雑把」と言うと非常にネガティブ。[まぁ、私のことですが…] 歌手の声に対して「透明感があると」言うと有難みがでるけれども、それって単に声が細いだけという場合がある。両者は紙一重で、信者にとっては透明に聞こえるだけかもしれない。アニメやゲームのCDを聴いていると、時にそんなことを考えるもの*1。さて、今日取り上げるのは

metafysik

metafysik

有名なアーティストのCDなので紹介するまでもない。どの曲も素敵だとは思う。私のオススメは1,3,10曲目。転調の使い方がとても上手い。だけど、4曲目の"ノクターン"は [文字通りの意味で] ヤバ過ぎてこのCDを聞くときは毎度スキップしてしまうんですよ。それって私だけなんだろうか。

関係ないけど、気になっているのはこのCDのタイトル。"idea"と"eidos"はまぁ形而上学って感じですよね。他はどうなんだろ。"turning world"はマ○クスかと思ったけど、そうすると反形而上学のような。どうでもいいですね。

*1:とはいえ、この混同は割と広く使えるとは思うけど。例えば、サラ・ブライトマンの歌声とか、透明というより声が細いだけでは?と思わなくもない。