Skinerrian's blog

論理学・哲学・科学史・社会学などに興味があるので、その方面のことを書きます。更新は不定期。

成年コミックの世界(4)

ギャルゲーを幾つかやっていくと、田舎とか地方都市を舞台にした作品が結構多いことに気付く[のは私だけでしょうか]。具体的には…といって例を挙げようかと思ったけど、すぐにタイトル思いつかない上に、サンプルに偏りがみられるに違いないのでやめておこう。そういう設定がどのくらいシナリオに活かせているのかとなると別問題だけど、細かいところではまぁ色々都合がいいのでしょうか。例えば、主人公達の通学時間・通学手段とか…。

さて、エロ漫画で「田舎」をキーワードにしてくる作品は多くないと思うのだが、こういうのに出くわしたことがある。

からふるはーべすと (バンブーコミックス DOKI SELECT  )

からふるはーべすと (バンブーコミックス DOKI SELECT  )


「実家のブドウ畑を手伝うため3年ぶりに帰郷」する男が主人公。農作業しながら都合のいいハプニングに巻き込まれていくという、まぁありがちな[?]展開なのだが、各話の内容と全く関係ない章題をつけているのがいちいち笑える。最初の三章はこんな感じだ。

  1. 沿線のバスは1日往復6本しかないんです
  2. ビニールハウスの中だって日焼けするんです
  3. 関係ないけど消防車走ってたらだいたい山火事です

地元に残っていた同級生の女の子が「田舎には娯楽がない」「娯楽って言ったらこれしかない」「刺激的だし」みたいなことを言う。本当かどうかは知らないが、赤松啓介の本とか読むと「そうなのかもしれない」と都会以外で生活したことのない自分は思った。