プラトンは混色によって色を作り出すことは神に対する冒涜行為だと言った、という話が色彩についての概説書を読んでたら書いてあった。正直言って、こういう面白可笑しい主張が昔の偉人に帰属されるときは、とりあえず疑ってかかったほうがいいと思っているので、とりあえずググってみた。
yahoo知恵袋なので信ぴょう性は高くないかもしれないが、この回答者によれば、『ティマイオス』には色彩を論じている箇所があるものの、混色が神の冒涜だという記述はないらしい…。『ティマイオス』は突拍子のないことが書いてあることで有名なので、たしかに、この本だったら、混色は涜神だと本当に書いてあったとしても、ありうる話かもしれない。でも、ざっと検索して見当たらないのなら、たぶんないのだろう。