ヴィヴァルディの「四季」を聞きながらこれを書いてる。
- アーティスト: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カラヤン(ヘルベルト・フォン),ヴィヴァルディ,アルビノーニ,カラヤン(ヘルベルト・フォン),ジャゾット,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,シュヴァルベ(ミシェル),マイヤー(ヴォルフガング),ブランディス(トマス),マース(エミール),ボルヴィツキー(オトマール)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2009/07/16
- メディア: CD
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詳しくないので伝聞だけど、カラヤンがバロック音楽を指揮するというのは珍しいようだ。たしかに、カラヤンのCDは何枚か持ってるけどバロック音楽をフィーチャーしてるのは実際見たことない。
実はこのCDは最近買った。「最強の二人」という最近のフランス映画で、「夏」の最終楽章が演奏される場面があって、そういえば「四季」ってちゃんと聞いたことないかもと思って、amazonでポチってみたのだった。
ちなみに、これは結構いい映画で、フランス映画なんて全然馴染みがないからあれだけど、主人公の一人である身障者を演じている俳優は、(役柄が貴族だからというのもあるけど)とても品がある感じで好感が持てる。身障者への接し方とかを考えさせられる映画です、などと纏めるのはあんまりなので、気に入っているシーンについて一言。
夜、息苦しくなってる身障者フィリップを介護人ドリスが散歩に連れ出す。もちろん、散歩といっても車椅子だけど。それで二人はカフェにちょっと立ち寄って下世話な話とかをして気分を紛らわせる。で、ふとドリスが身体の自由が全くきかないことについて「俺だったら自殺するなぁ」と言うと、フィリップが「身障者には難しいことだ」とさらっと返す。このセリフは重たいよねぇ…。
この映画はコメディで実際それは相当に上手くいっているのだけど、ある意味で似たようなテーマを描いている映画「海を飛ぶ夢」とかは、見るとけっこう絶望的な気分になる。