某大臣の「死のまち」発言というのを聞いて、『死都ブリュージュ』を連想した。この小説のタイトルのせいで、ブリュージュの街はいい迷惑を被ったという話だが、そうなのかもしれない。もっとも、福島の場合は単なる風評被害とも言い切れず、下手をすると10年のオーダーで人が住めないのだから、死都に限りなく近いと思うが。
ちなみに、この小説に音楽をつけたコルンゴルトのオペラがある。正直にいうと、私は小説なんて読んでいなくて、このオペラしか知らないのだが。
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 2002/10/01
- メディア: DVD
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有名な聴き所(アリア)は「私に残された幸せは」(1幕)と「私の憧れ、私の幻はよみがえる」(2幕)だけど、個人的にはマリエッタの唄の直後にくる曲、「そうよ、私は踊り子なの」とか言いながら踊りだす甘ったるい曲が好きだ。
CDはラインズドルフ指揮のものが古典。Naxosから出ているセーゲルスタムのは、テノール歌手の問題なのか知らないけど、[ハイトーンを要求する箇所など]あちこちカットされている上に、演奏の質も全体的にあまり高くない。ストラスブール指揮のDVDは演出が現代的だが見ごたえがある。エンディングの解釈はあれでいいと思う。
Postscript(2014/3/22)
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