Skinerrian's blog

論理学・哲学・科学史・社会学などに興味があるので、その方面のことを書きます。更新は不定期。

ゼノギアス(2)

先日の続き。「忙しい人のためのゼノギアス」動画を一通り見終わった。いや、本当に断片的にしかシナリオを覚えていなかったので新鮮だった。よく理解できなかったところは沢山あるけど。哲学の勉強をしたからといって理解の役には立たなかったのであった…*1

どうでもいいけど、神曲として評価の高い「飛翔」が初めて使われるのはマリアが出撃するときだと思っていたのだが、実際にはチュチュが巨大化するところが初使用だった…。スタッフはそれでよかったんだろうか。たしかにあの場面のチュチュは大変に頼もしい感じではあったけど、印象に残るのは、マリアと父親のやり取りなんだよね。当たり前だけど。

それにしても、マリアの父親が専門とする「脳神経機械学」ってのは何なんだろう。ググってもゼノギアス以外ヒットしないような。計算神経科学に近いのかな。

ところで、ゼノギアスの用語集はいろいろあるみたいだ。先日のとは別に、

をみつけた。しかし、初っ端からアレだな。「アーネンエルベ」を「造語と思われる」と書いているけど、先史遺産という意味のドイツ語で、ナチスが設立したアーリア人の起源を研究する公的機関が元ネタではないだろうか。ちなみに、奈須きのこ空の境界』に同名の喫茶店が出てくる。

とはいえ、全体としてはよくできている用語集だと思う。エリィが初登場時につかうソラリス語がどうなってるのか解説されていたりしてマニアックだ。

*1:哲学を勉強してゼノギアスとの関連で役に立ったことといえば、監督の高橋哲哉さんとは別に、フランス現代思想の研究者である高橋哲哉さんという人がいると知ったことくらいか。昔、もしや同一人物では…と疑ったこともあったが。