ここ最近はテレビをほとんど見ないのだけど、ネットでたまたまこういう記事(- MSN エンタメ)を見かけた。小宮悦子がニュースステーションで活躍していた頃、私は随分小さかったからあまり記憶にない。その代わりに、『クレヨンしんちゃん』を後になって読んだことで、このアナウンサーの名前だけは妙に印象に残っているのだ。
この漫画の魅力は、5歳児が大人でさえも容易には思いつかない返答をあっさり言ってのけるところにある。手元にないので巻とページ数が分からないのだが、私のお気に入りの一つはこういう話。しんのすけは美人アナウンサー小宮悦子がお気に入り。夜10時から放送されるニュースステーションにあわせて夜更かししようとするが、母親に「もう寝なさい、録画して後で観ればいいでしょ」と諭されるのだが「生のえっちゃんが観たい!」と言う…。
この発言のどこが面白いのか。録画で観るとしてもテレビに映る映像それ自体は何ら変わるところがない[と仮定してよい]のだから、彼の言い方はどこか奇妙なのだ。例えば、スポーツの生中継を観たいのは、結果をリアルタイムで知りたいからだ。しかし、彼はニュースの内容に興味があるわけではないのだから…。