R.シュトラウスはニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』に曲をつけている。ところで、自分の持っているカラヤンのCDでは、2曲目の標題が「後の世の人びとについて」とあるのに気付いた。原題は"Von den Hinterweltlern"であるから、「背後世界論者について」が正しかろう*1。念のため、原作の対応箇所を示しておく。
- 序奏
- 背後世界論者について(I.3)
- 大いなる憧れについて(III.14)
- 歓喜と情熱について(I.5)
- 埋葬の歌(II.11)
- 科学について(IV.15)
- 病から回復に向かう者(III.13)
- 舞踏の歌(II.10)
- さすらい人の夜の歌[酔歌](IV.19)