Skinerrian's blog

論理学・哲学・科学史・社会学などに興味があるので、その方面のことを書きます。更新は不定期。

幾何級数

人文系の人が「幾何級数」という言葉を目にする機会といえば、マルサスの議論が多いと思う。集団の個体数の増え方は指数関数的なのに、食料の生産量は算術級数的にしか増えない。この落差は弱肉強食・適者生存の原理によって埋められるはずだというのが彼の推論だった。この考えが、スペンサーらの社会進化論に影響を与えることになる。彼らは、弱者が切り捨てられるのは神の思し召しであるという規範性を導き出した。こうした主張はヴィクトリア朝のイギリスで社会福祉に対する様々な議論を産むことになった…。

ところで、「幾何級数」は「等比級数」と同義のはずだが、何故こういう言い方をするのだろうか。以前から気になっていたのだが、これに関しては、次のサイトが割と分かりやすかった。